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(母乳を与えて乳がん予防)


アイスランドからの研究報告によると、乳児に母乳を与えることは乳がんの危険性を下げるということです。女性1万人以上の病歴を調べたところ、40歳前に乳がんに罹る割合は、母乳を与えた場合かなり低かったということが分かりました。40歳以上になるとその関連性は弱まりますが、依然として見られるそうです。

研究者は「これまでの研究で導き出された結果と関連して、授乳はここでも40歳未満で乳がんと診断される危険性を低下させること、さらに年齢が上でも何らかの防御をもたらしていることを指摘した」と述べています(Am Jrnl Epidem2001年)  

Skin Cancer and the ABCDs of Slip, Slop, Slap
(皮膚がんと、基本のスルー・スラー・ストン)
皮膚がんが急増しています。それで、このかわいらしいキャッチフレーズが生まれ、どこにでもある危険から身を守る方法を忘れないようにさせてくれているのです。

まずは悪いニュースから。皮膚がんでは最も深刻なタイプ、メラノーマ(黒色腫)の発生が1970年代から90年代の間に、男性では3倍、女性では2倍と急増しました(Jrnl Nat Canc Inst)。この急増は、日の光に浴びすぎる一方でサンプロテクションを怠ったためだと、研究者は指摘しています。

そして、良いニュース――米がん協会(American Cancer Society)などの専門家が薦める次のようなちょっとしたことを守れば、皮膚がんは予防できます。

■ スルーっとシャツを着よう。色は青。他の色より余計日の光を遮断できます。

■ スラーっとサンスクリーンを塗ろう。何度も上塗りして。

■ ストンと帽子をかぶろう。
 もし、肌に腫れなどがみられたら、医師に相談しましょう。ほくろに次のような病変の形が現れた場合も医師の診断を仰ぎましょう。

■ アシンメトリー(非対称);変形が多く見られる。

■ 境界不整;ほくろと皮膚の境があいまいになる。

■ 色;ほくろに様々な色あいが混じる。

■ 大きさ(直径);比較的小さいようでも、6mmより大きくなったら医師に相談しましょう。
Folate Fights Cancer (葉酸でがんと戦う)
以前、Energy Times誌では、毎日の飲酒は乳がんの危険性を増すが、ビタミンB群の葉酸を摂取すればその危険性は低下するという記事を掲載しました(JAMA1999年)。

ハーバード大学が女性8万人以上を対象に行った研究では、1日にビール、ワインなどのアルコール飲料を1杯以上飲む女性は、葉酸が配合されている総合ビタミン剤を摂取する場合、乳がんに罹る危険性が26%減少することを指摘しています。

一方、別の研究(少なくとも1件で)では、葉酸配合の総合ビタミン剤を摂取した場合、結腸がんの危険性を低下させたことを明らかにしています(Annals of Internal Medicine1998年)。
Stressed Out Breast Cancer (ストレスで乳がん)
専門医療機関の意見がどうであれ、ストレスが乳がん要因の一つであることは事実だと乳がんの生存者たちは考えています。

2-3年前に乳がんに罹った女性を調べた研究で、被験者グループの40%はストレスが関連すると答えています(Psycho-Oncology2001年5月8日)。

ストレスに加え、グループの4人に1人が環境毒素も要因に挙げています。さらに、遺伝子を要因に加えたのは、4人に1人でした。




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